PLM - プロダクト・ライフサイクル・マネジメント

オープンソースで提供されるPLMソリューション

従来の基幹システムの問題点

従来、基幹システムを導入する場合には、予算の半分以上はソフトウエアのライセンス購入費に充てられ、システムを自社の仕様に合うようにカスタマイズするには、残りの予算の範囲内でやりくりしなければなりませんでした。また、システムを購入する前に実際に操作して十分に検討するなどということは不可能なことでした。 

オープンソースで提供されるAras Innovator®の登場

オープンソースで提供されるAras Innovator®であれば、インターネットから自由にダウンロードできるため、自社の業務に適合しているかを、導入前に十分に検討することが可能です。また、オープンソース・ソフトウェアであるため、業務に応じて細かな修正のために毎回ベンダーにカスタマイズ費用を払う必要もありません。Microsoft .NETに精通しているエンジニアがいれば、自身での修正が可能です。

Aras Innovator®であれば、製品情報を設計部門だけでなく、購買部門や品質保証部門等の他工程の多くのメンバー間で共有することができます。従来のソフトウェアであれば、「利用人数×ライセンス単価」形式でライセンス費用が発生していましたが、Aras Innovator®はオープンソース・ソフトウェアだからこそ、そのような高額な費用の問題もクリアして、真のコンカレントエンジニアリング環境を実現することが可能です。プログレス・パートナーズはArasInnovatorの日本総代理店として製品のローカライゼーションからシステムの導入や設計業務コンサルティングまでのサービスを提供しています。  

PLM(Product Lifecyle Management)とは

世界的な金融不安の影響で、生き残りをかけた市場競争が激化していくことでしょう。企業は競争力のある製品、換言すれば価値ある製品を迅速に開発して市場に投入していくことが至上命題と言えます。また、適時に製品を市場に供給できたとしても、その製品の収益性が低ければ競争力のある製品とは言えません。いかに収益性の高い製品を投入するか、いかに収益性が高いうちに撤退するか等を勘案して製品戦略を立てていく必要があります。

自社の企業競争力強化を検討する場合、自社製品が市場のどのステージに置かれているのか(成長期か衰退期か、新製品開発時期か量産品変更時期か)で打つべき戦略が異なります。
 
例えば、新製品開発のプロセスに問題を抱えている場合は、独創的なアイデアを出すための情報を如何に収集し、図面が作成される前の構想設計の段階でどれだけ短期間で多くの検討を行えるのかがカギとなります。
また設計力を強化しなくても、マーケティング戦略を強化し、顧客にとって魅力的な製品を市場に出すことで企業の競争力を強化することが可能です。
 
一方で、新製品のリリースでは先頭を切ることが出来なくても、生産の柔軟性を強化し、迅速な設計変更による製品機能の強化や、矢継ぎ早にシリーズ製品をリリースするといった戦略をとることで市場における競争力を持つことも可能です。
 
製品開発力の強化やマーケティング戦略を実施する場合、情報を共有し再利用を促進させることで顧客への製品訴求性を継続的に維持・開発することを実現できます。また、生産の柔軟性を強化するような生産戦略を実施する場合、度重なる設計変更に迅速に対応していくためには各部署で適時に情報を共有することが必要です。そのための情報基盤がプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)です。

 

PLMビジネスモデルの構成概念

製品機能や開発力を強化するためのPLMビジネスモデルの概念は、下図のようになっています。ユーザに提供するための「製品情報」ファンクションを構築するだけでなく、保守・運用までを考慮した「カスタマー・オペレーション」ファンクションや、品質保証やリスクマネジメントまでを含めた「機能保障」ファンクションまでの業務の一貫性と、それを支援する情報基盤としてのPLMとで構成されます。

経営手法としてのPLM

変動利益(SCM)と製品のライフサイクル収益(PLM)をつなぎ、経営手法としてPLMに取り組む場合、設計の「経営参画機能」を明確化した後、その推進環境を整備することがポイントとなります。

プログレス・パートナーズでは製品開発業務のあるべき姿のデザインからPLM導入による設計情報管理基盤の構築までのサービスをワンストップでご提供しています。


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